2015.06.13(土)
神社コラム
神社コラム・3◆鳥居をくぐる時は一礼を
神社といえばまずイメージするのは、この鳥居ではないでしょうか?
地図でも鳥居が神社を表す記号としてデザインされていますね。
鳥居は神社の玄関であり、かたい表現をすれば「神域を示す門」であるとされています。
神域とは神様がおられる聖なる場所のことであり、私たちの生活する空間とははっきりと区切られています。
鳥居は神様の場所と私たちの場所との境目であり、鳥居をくぐったら神様のおられる場所に入るということになります。
帽子やサングラス、また電子機器のイヤホン、ヘッドホンなどは外すのがマナーです。
また、ふだん私たちが人の家を訪ねる時に挨拶をするように、鳥居をくぐる時には社殿に向かって一礼して、神社の神様にご挨拶ください。
神様に「これからお参りをさせていだだきます」と伝えると同時に、
自分の中でも「これから神様の前に行くぞ、失礼の無いようにしよう」と気を引き締める、だいじな作法だと思います。
鳥居をくぐって一歩を踏み出せば、そこはもう神様の世界です。
(※お帰りの際も鳥居を出たところで振り返り、ご一礼ください)