2015.07.23(木)
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神社コラム・8◆出雲大社の四拍手
参道を進み、神殿の前まで進んできたら、
いよいよお参りです。
これまで神社にお参りをしたことがない、という方は少ないと思いますが、
いま一度、拝礼の作法を確認しておきましょう。
1.賽銭箱の前で軽くお辞儀をする。
(これからお参りをさせていただきます、という御挨拶です)
2.賽銭箱にお賽銭を納める。
(お賽銭に関して、詳しいことはまた別のコラムにて)
3.鈴を鳴らす。
(神様に自分が来たことを告げる合図です)
4.二礼四拍手一礼
(二度深くお辞儀をしたら胸の当たりで手を合わせ四回手を打ち、もう一度深くお辞儀をする。
四拍手ののちに、心の中で神様に感謝を捧げたり、お願い事を祈念したりするのが一般的なようです)
5.軽くお辞儀をしてから下がる
(これで失礼します、というご挨拶です)
二礼四拍手一礼、について補足。
最近はご存知の方も増えてきたようですが、
一般的に神社を参拝する時は「二礼二拍手一礼」。
ですが、出雲大社は「四拍手」で拝礼します。
この「四拍手」の由来はさまざまに伝えられていますが、
古来からの参拝作法を受け継ぐ形のようです。
機会がありましたら、ご参拝の際に、この「四拍手」について、
神社の神主や記念館のスタッフに質問してみてください。