2015.09.05(土)
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伝統の結婚式
皆さんこんにちは! 婚礼課の棗です
先日担当させて頂いたお客様で
お二人とも石川県出身の方がいらっしゃいました。
受付前には訪問着を飾られたり、
当日はご親族の方で琴の演奏があったり、
石川の伝統ある“花嫁のれん”をご持参頂き、
ご披露宴会場入り口にかけさせて頂いたりと
石川県ならではの風習を身を以て実感した一日でした
実はこちらの訪問着、新郎様のご両親が新婦様の為に
仕立てられたものなんです
お嫁にきて頂く記念に、そしてこれから家族になる記念に…
とっても素敵な贈り物ですよね
そして、こちらが“花嫁のれん”です
花嫁のれんとは、婚礼に用いられる特別なのれんで、
石川県を中心とした北陸地方によくみられる風習の一つです。
通常は、仏間の入り口にすでに婚礼道具として持参していた
花嫁のれんは掛けられており、花嫁はそれをくぐり仏壇のご先祖様にお参りをします。
嫁ぎ先で一生を過ごしていく覚悟で、
こののれんをくぐるといわれています。
こういった伝統ある結婚式が減ってきている現代ですが、
何年たっても変わらない風習は大切にしていきたいですね