2016.03.06(日)
神社コラム
神社コラム・030◆はじめての御朱印・1
近年、静かなブームとなっている御朱印(ごしゅいん)。
皆さまの中にも御朱印を集める御朱印帳(ごしゅいんちょう)をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
御朱印とは神社に参拝した記念として押してもらう印のことです。
御朱印の起源にはさまざまな説がありますが、
もともとはお寺にお経を納めた際の確認印だったと言われています。
江戸時代以前は神仏習合(神さまも仏さまもいっしょに拝むこと)の時代が長く続いたため、
神社にも納経所があったそうです。
現在では神社に参拝した証として御朱印を授かるようになりました。
御朱印は、「奉拝」「神社名」「参拝年月日」などを筆で書き、
最後にその神社の印を朱色で押すというスタイルが一般的です。
神社の神職がひとつひとつ心を込めて墨書したものであり、
また昔は朱色が貴重な顔料で魔除けの力があるとされました。
単なる記念スタンプとしてではなく、
大事にあつかうようにしてください。
御朱印を集めたいと思ったら、まず自分の御朱印帳を用意しましょう。
御朱印帳は蛇腹式になっており、裏表あわせると
40社程度の御朱印を集めることができます。
神社や神具店、みやげ物屋などで手に入りますので、探してみてください。
最近ではおしゃれなデザインのものや、
神社オリジナルデザインの御朱印帳も増えてきました。
気に入った物を選ばれると良いかと思います。
神社コラム・031◆はじめての御朱印・2
神社コラム・032◆はじめての御朱印・3
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