神社コラム・０４２◆巫女さんに話をきいてみよう【インタビュー】
今回は出雲大社福井分院で働いている巫女さんに、
巫女の仕事についてお話を聞いてみようと思います。
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Q:さっそくですが、巫女を目指したきっかけはなんですか？
A:幼い頃にアニメで巫女さんを見て、
清楚でりりしいイメージにあこがれたのがきっかけだったと思います。
また、女性にしか出来ない仕事で、
若いうちにしか出来ないことをしようと思ったのも理由の一つです。
Q:巫女になるために何かしましたか？
A:特別なことは何もしていないですね。
和装に対する興味や、寺社仏閣にお参りするのが
好きという気持ちはありました。
Q:採用面接ではどんなことを聞かれましたか？
A:志望動機や特技などのほか、以前結婚式場でアルバイトをしていたので、
そこでの仕事のことなどを聞かれました。
Q:巫女になるということを家族や友人に話した時の反応はどうでしたか？
A:家族や友人には「すごい！」と驚かれました。
友人の中には「自分もなりたい！」という人もいましたね。
Q:巫女の仕事とはなんですか？
A:ひとことで言えば「神主さんのサポート」です。
たとえばお守所（社務所）の対応、
結婚式の進行のサポート（玉串拝礼、御神酒注ぎ etc…）など。
神殿や社務所の掃除も大事な仕事です。
Q:巫女にとって大切なことはなんだと思いますか？
A:周りを見る幅広い視野だと思います。
時間の組み立て方、やるべきことの優先順位を決めるために、
常に周囲の人や状況を見て判断することが求められるからです。
Q:巫女になって一番嬉しかったことはなんですか？
A:巫女服で仕事をしていて「似合ってる！」と言われた時です。
見た目で喜んでいただけるなら、
どんなに辛い時でも「頑張ろう！」と思えるからです。
Q:巫女になって一番大変だったことはなんですか？
A:段取りの時間配分がうまくいかず、
やるべきことの優先順位がわからなかったことです。
また、普段の自分の１．５倍速のスピードを求められるのも大変です。
Q:今後どういう巫女を目指していきたいですか？
A:気配り上手な巫女を目指したいです。
先程も言いましたが、広い視野を持って仕事に臨むことが求められますから。
Q:最後に、「巫女になってみたい・巫女に興味がある」という方に一言
A:体力があり、責任が求められる仕事をしたい方にオススメです。
そうでない方も、巫女の仕事をするうちに自然と身につくと思います。
また、和装における作法を知らないという方でも大丈夫です！
一度きりの人生、やりたいことをあきらめずに実行してみませんか？
―ありがとうございました！
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