2016.08.24(水)
神社コラム
神社コラム・054◆お不動さんのご真言
仏さまにはそれぞれ、
真言(しんごん)と呼ばれるお祈りの言葉があります。
真言は、はじめ古代インドで用いられていたサンスクリット語で唱えられ、
仏教が中国に伝わった時に、その音に対応する漢字が当てられました。
日本では、仏教が中国から伝わって来たこともあり、
真言もサンスクリット語を漢訳したものを唱えるのが一般的です。
ちなみに、
「旦那(だんな)」「盂蘭盆(うらぼん・お盆)」「三昧(ざんまい)」、
「尼(あま)」、「刹那(せつな)」などといった言葉も、
サンスクリット語が由来になっているそうです。
さて、お不動さんこと
不動明王のご真言は以下の通りです。
のうまく さんまんだ
ばざら だん
せんだ まかろしゃだ
そわたや
うんたらた かんまん
心をこめてお祈りすることが一番大切なことかと思います。
出雲大社福井分院のお不動さんの前には
般若心経とお不動さんのご真言が掲げてあります。
お参りの時はぜひ唱えてみてください。
こちらも併せてごらんください。
神社コラム・053◆出雲大社のお不動さん