2017.01.27(金)
神社コラム
神社コラム・067◆大寒の禊・滝行
雪の降る寒い日が続きますが、
皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
暦の上では1月20日から「大寒」にあたり、
一年で最も寒さの厳しい時期といわれています。
この大寒から一週間、
出雲大社福井分院では毎年
滝に打たれて身を清める滝行を行っています。
神さまは汚れやけがれを嫌い、
清らかなことを好むとされます。
そのため神社に仕えるものは心身を清めなければいけませんが、
これを禊(みそぎ)といい、
滝行はその一種です。
ちなみに、
神社の入り口で手水をするのも禊の一種で、
ほかにも力士が土俵で塩をまいたり、
飲食店で入り口に盛り塩をするのもこの禊の役割があります。
こちらもご覧ください。
神社コラム・4◆手水で身も心もきれいに
行の最中は滝の中で無心になって唱え事をささげます。
また滝行を行う一週間は肉や玉子、酒などを摂らない、
刃物を肌にあてない、といった制限もあります。
一週間、身を清める毎日が続きます・・・。