2017.01.28(土)
神社コラム
神社コラム・068◆節分大祭・春をむかえるお祭り
年が明けて正月を迎えると、
あっという間に、次は節分ですね。
節分とは字のごとく、<季「節」の「分」かれめ>というのが
本来の意味合いです。
昔は季節が変わる立春・立夏・立秋・立冬の前日をさして
節分と言っていましたが、現在では特に立春の前日をさして節分と言うようになりました。
冬という言葉は「殖ゆ(ふゆ)」から来ており、
土の中や樹木の中、目に見えないところで生命が息づき、
めぐみを「殖やして(ふやして)」いる季節をさします。
この生命が芽生え、「張る(はる)」のが、
すなわち春というわけですね。
節分は芽生えの春を迎えるための大切な区切りなのです。
なお、出雲大社福井分院では2月2日(木)・3日(金)の両日、
節分大祭をとり行います。
期間中は大鳥居よこに護摩堂をもうけ、
厄除けや各種祈願を奉修する護摩神事を行っております。
また3日(金)は毎年恒例の豆まきも行います。
豆袋とたくさんのお菓子をまく上、豆袋に「当たりくじ」がある方には
豪華プレゼントも。
年に一度のお楽しみ行事、どうぞ皆さまお越しください。