2017.03.26(日)
神社コラム
神社コラム・075◆出雲大社のお稲荷さま
きつねのお稲荷さまについてお話させていただいております。
神社コラム・072◆きつねの神さま、お稲荷さま
神社コラム・073◆お稲荷さまは万能ですね!
神社コラム・074◆お稲荷さまときつねの関係
皆さまおなじみのお稲荷さま、
出雲大社福井分院でも境内でお祀りしておりますが、
島根の出雲大社にもお稲荷さまをお祀りしたお社があるのをご存知でしょうか。
大注連縄で有名な出雲大社神楽殿のちかくにある
都稲荷社(みやこのいなりのやしろ)というお社です。
江戸時代末期に、出雲大社の宮司家である千家(せんげ)家の
第76代千家俊秀国造の弟・千家俊信(せんげとしざね)さまが
京都の伏見稲荷大社より御分霊をお迎えしてお祀りしたのが
その由来と伝えられています。
京都よりお招きしたので「都稲荷」という名が付けられました。
境内には小さなきつねの像がたくさん。
朱の鳥居とともに、多くの人が奉納してこられたようです
あまり大きなお社ではありませんが、
千家家の邸宅である千家国造館の隣にあることもあり、
多くの方に親しまれているお社です。
出雲大社の神職や研修生もこのお社の前を通るときは
必ずお社に対して一礼するのが伝統となっています。
島根県の出雲大社へ行かれることがありましたら、
ごいっしょににお参りされてはいかがでしょうか。