2017.10.22(日)
神社コラム
神社コラム・092◆神社とお米の話・上
実りの秋、食欲の秋ですね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
少し前には道行く田畑のそこここで稲が黄金色の実をつけていました。
今はあらかた収穫も終わった時期でしょうか。
美味しいお米がいただけるのが楽しみです。
神社とお米には深いつながりがあります。
日本人は昔からお米を育ててきた民族で、
またお米を貨幣の代わりとしてきた歴史を持つので、
その信仰も自然とお米に関するもの、つまり収穫を祈るものになりました。
ご祈祷の際などに神社に収めるお金のことを
「初穂料(はつほりょう)」と言いますが、
これはその年に初めてできたお米をお供えしたことから来ています。
皆さんご存知、お稲荷さまも
名前に「稲」の字があることからわかる様に、
もともとはお米をはじめとする食べ物を司られる神さまでしたね。
神社コラム・072◆きつねの神さま、お稲荷さま
神社コラム・073◆お稲荷さまは万能ですね!
神社コラム・093◆神社とお米の話・下
へつづく