先月の福井新聞で、福井の高校生が
独特なブックストッパーを考案し、
特許を取得したという記事を見かけました。

長方形の厚紙に切れ目を入れて広げ、
本に挟むと両ページを抑える仕組みになっているようです。

記事によると、なんでも神社の
紙垂（しで）を参考にしたんだとか。

紙垂とは、注連縄や玉串などに付けて垂らす紙のことです。

奉書紙（ほうしょし）と呼ばれる和紙や
半紙などに切れ目を入れて折りたたんで作ります。

用途によって様々な種類があり、
また神社によっては独自の作法があるところもあります。
お参りの際に注目してみてはいかがでしょうか。

（左は御祈祷で用いる白い紙垂を付けた玉串、右は結婚式で用いる紅白の紙垂を付けた玉串）

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