2018.10.06(土)
巫女草子
巫女草子 其の弐拾伍「灯火(ともしび)」
巫女草子(みこぞうし)へようこそのお参りです。ほおを撫でるやわらかな風の感触に身をゆだねていると、あたたかな夕焼けの輝き。境内には黒アゲハチョウがあっちへひらひら、こっちへひらひらと飛びかい、鈴虫の優しい鳴き声がささやく。子どもの頃を思い出すようなおだやかな時間が流れていました。自然の優しさに包まれていることを感じさせて頂けた幸せに感謝するとともに、自然界の命の灯火(ともしび)を感じました。限りある命だからこそ、二度と訪れない瞬間。だからこそ、美しいと感じるのかもしれませんね。