2018.10.29(月)
巫女草子
巫女草子 其の弐拾漆「松明(たいまつ)」
巫女草子(みこぞうし)へようこそのお参りです。当院で挙式が執り行われる日は、挙式の開始直前に火を灯しています。上の写真では分かりづらいですが、このようになります。もう少し近づいてみると、勢いよく燃えているのが分かりますね。ガーデントーチと呼ばれるローソクに似た形のものを使っているのですが、火をつける前は全長60センチほどの長さで、およそ1日で使い切ってしまいます。古来より、人々は火を使うことで生活を営んできました。そのため、現在では灯りとりだけでなく、パフォーマンスでも使われるまでに至っています。「お酒は飲んでも飲まれるな」という言葉がありますが、火に至っては「火を使っても使われるな」という言葉が当てはまるかもしれませんね。