2022.08.12(金)
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神社の雑学
こんにちは。出雲記念館のブログをご覧いただきありがとうございます。
さて、神社でご祈祷を受けられる時に納めていただくお金のことを何と呼ぶかご存じですか?
「初穂料」や「玉串料」と言います。
初穂とはその年の最初に収穫した稲(米)や穀物のことを言います。古来より神様に祈りをささげる儀式の際に、神前に奉納されてきました。
しかし、初穂は生産者以外の人や、収穫の季節がずれると手に入りません。
そこで、初穂の代わりに金銭が神様にお供えされるようになり、神様に捧げる金銭の呼び方が初穂料となりました。
昔は本物の初穂を奉納していましたが、それがやがて金銭に代わり、その名残として「初穂料」という呼び名が残っているということです。