結婚式を作る人
いつも出雲記念館のブログをご覧いただきありがとうございます。
プロデュースDivの平澤です。
一気に寒くなり、結婚式場の秋の繁忙期も間もなく終わろうとしています。
私も先日、年内最後の結婚式担当を無事終えることができました。
毎年この時期になると思うことですが、今年もまた1年間、ご縁あってたくさんの結婚式のお手伝いができたこと、本当に嬉しく思います。
私は一般的に「ウェディングプランナー」と呼ばれる仕事に就いています。
簡単に言うと、結婚式をプランニングする人、結婚式を作る人、になるわけですが、プランナーをしていると、「結婚式は絶対に1人では作れない」と思うことが多々あります。
そもそも、結婚式を作るのは、プランナーではなく新郎新婦様ですし、ご親族、ご友人、ご参列の皆様の存在も結婚式を作っていると言えます。
ゲスト様は新郎新婦様をお祝いしたい!と思って集まることで結婚式を作りますし、
新郎新婦様は親御様やゲスト様に今までの感謝の気持ちを伝えたい、おもてなしをしたいと思って、結婚式を作ります。
この関係性がとても素敵だなといつも思っています。
結婚式のスタイルの多様化が進む昨今ですが、この関係性だけはずっと変わらないのだろうなと思います。
結婚式というものがどんどん自由になる中でも、誰かのことを思って「結婚式を作る」ことはずっと変わりません。
新郎新婦様はいつも結婚式を終えたあと、「おかげさまで素敵な結婚式になりました」と私に感謝の気持ちを伝えてくださいますが、
そんな素敵な結婚式を作ったのは、私ではなく、新郎新婦様とゲストの皆様ですよ。といつも思っています。
お打ち合わせの最初の頃は、「何をすればいいのか分からない」という声をよく聞きますが、誰かのことを思いながら結婚式を作る時間はそれだけでとても素敵なので、
2025年もそんな素敵な結婚式作りに全力で携わりたいなと思います。
今年1年、関わってくださったすべての皆様へ、本当にありがとうございました!