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厄年と厄祓い

あけましておめでとうございます。
いつも出雲記念館のブログをご覧いただきありがとうございます。
プロデュースDivの平澤です。
また今年もこのブログにて結婚式のこと、出雲記念館のことなどいろいろ発信できたらいいなと思っております。

私事ですが、2025年は本厄なので、来週に厄祓いを予定しています。
なんとなく厄年は厄祓いをするもの、と思っておりますが、そういえばあまり詳しいことを知らないな?と思い、これを機に調べてみることにしました。

そもそも厄年とは「人の一生の中でも体力的、家庭環境的、または対社会的にそれぞれ転機を迎える時期でもあり、体調不良や災難といった災厄が起こりやすい時期」のことだそうです。

厄年の年齢は、通常「数え年」で数え、地域によって多少異なるところもありますが、厄年の年齢は、男性が25歳・42歳・61歳、女性が19歳・33歳・37歳・61歳とされ、この年の前後を前厄・後厄と言います。
この中でも男性の42歳と女性の33歳は「大厄」として、特に意識されることが多いようです。

女性だと確かにこのくらいの年齢で、結婚したり、出産したり、はたまた引っ越しをしたり、転職をしたりと、なにかと転機が多いでしょうし、体調的にも変化が起こりやすそうだなと思います。

厄年に当たっては、神さまの御加護により災厄から身を護るため、神社に参詣をして、災厄を祓う厄祓いの儀(ご祈祷)をうけることが多いです。
出雲大社福井分院でも、年明けのご祈祷は「厄祓い」が特に多いような気がします。

そこで気になるのが厄祓いをしてもらうタイミングですが、「節分までに厄祓いを!」という話をよく耳にします。
これについても調べてみたところ、旧暦を使用していたころは、2月3日の節分が新年の始まりとされていたため、元日から2月3日の節分ごろまでに厄祓いを行うのが一般的になったようでした。
ただ、この期間までに厄払いをすることで、安心して新年を迎えられるという考えが多いだけで、基本的に期限は決められていないようです。
厄年(特に本厄)の方は、ご自分のご都合に合わせて、厄祓いの予定を立ててくださいね。

今回厄年について調べてみて、ひとつ勉強になったことがありました。
それは「厄年」とは本来、「晴れの年齢」と考えられていたということです。
「厄年」というとなんとなく嫌なことが起こりそうで、良くないイメージを持ってしまいますが、厄年を迎えることは、地域社会において一定の地位となることを意味し、長寿を祝う還暦や古稀などの年祝いと同じく、晴れの年齢なのだそうです。
現在では、災難が多く生じる面が強調されその禁忌の感覚が強くなってしまっていますが、七五三や成人式などと同じく、人生における通過儀礼として大切に考えるのはとても良いことだと思います。

出雲大社福井分院ではお電話にて厄祓いなどご祈祷のご予約を受け付けております。
当日でもご祈祷はお受けできますが、ご予約の兼ね合いやご結婚式等でお待たせしてしまう場合も多いので、事前にご予約をいただく方がよいと思います。

厄年だから…とマイナスな気持ちにならず、いつも以上に気を引き締めて、体調に気を付けて、1年元気に過ごしていきたいなと思います!


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