出雲大社福井分院の神社コラムへようこそ。
結婚式で「三々九度(さんさんくど)」という儀式があるのをご存知の方も多いと思います。
新郎新婦様が、小・中・大のお盃を、互いに飲み交わされる儀式ですね。
これは夫婦で盃を共にすることで夫婦の契りを固める意味合いがあります。
小の盃は「過去」、中の盃は「現在」、大の盃は「未来」をそれぞれ意味し、お二人の行く末がますます栄えていくようにという願いが込められています。
また盃に注がれるお酒は神様にお供えした御神酒で、
神様と同じものを口に入れることで、神様のお力を授かるという意味もあります。