2016.06.26(日)
神社コラム
神社コラム・047◆夏越大祓祭のおしらせ
出雲大社福井分院では今年も夏の恒例行事、
『夏越大祓祭(なごしおおはらいさい)』と、
あわせて『茅の輪(ちのわ)くぐり』を執り行います。
夏越大祓祭
7月3日(日)10:00~
大祓(おおはらい)とは、私たちが日々生活する中で知らず知らずの内に犯してしまう
罪やけがれを祓い、厄災をとりのぞく神事です。
もともとは宮中の行事で、夏(夏越の大祓)と冬(師走の大祓)に行われていました。
また夏越の大祓では、病気の流行しやすい夏を前に、
心身を清めて病魔に負けないお力をいただく茅の輪くぐりを行います。
茅(ち、ちがや)はイネ科の植物で、
利尿消炎作用がある薬草として古来より神聖視されてきました。
茅の輪くぐりは下の画像のように、
唱え事をあげながら、8の字を描くように3回まわります。
本格的な夏を前に、心と身体を整える「夏越大祓祭」、
ぜひご家族、ご友人お誘い合せの上のご参拝をお待ちいたしております。