2015.06.16(火)
神社コラム
神社コラム・4◆手水で身も心もきれいに
お参りをする前に手水で手と口を洗い、身を清めましょう。
神様はケガレを嫌うとされ、神様の前に立つ時には必ず身を清めるようにするよう、昔から語り継がれてきました。
また水で清めをするということは、同時に心を落ち着かせ、きれいにするという意味合いもあります。
以下の手順でお清めください。
1.右手でひしゃくを持って水をくみ、まず左手を清めます。
2.ひしゃくを左手に持ちかえて、右手を清めます。
3.再び右手にひしゃくを持ち、左の掌に水を受けて口をすすぎます。
(ひしゃくに直接口をつけないようにしてください。
口の水は手水の下の玉砂利や排水路に静かに吐き出します)
4.ひしゃくを立てて、残った水で柄を洗い流します。
5.ひしゃくを元の場所に戻します。
この間、なんども水をくみ直すのではなく、最初にひしゃくにくんだ水で一連の動作を済ませるようにしてください。
また、手水を使う前にあらかじめハンカチなどを用意しておき、濡れた手をさっと拭くとスマートに見えます。
身も心もきれいになったら、さっそく神社の中に進みましょう。