3月20日 この日はご両家にとって1年越しの結婚式。
待ちに待った結婚式当日、
大切なご家族と、ご遠方から集まったお久しぶりの再会のゲスト様に囲まれ、
嬉しそうなおふたりを見て、打ち合わせの日々を思い出します。
1年と1カ月前、おふたりは式の延期を決断されました。
とても複雑な思いでの決断でしたが、打合せを再スタートしたとき、
そこには1年前と変わらないおふたりの笑顔がありました。
周りを引きつけて離さない、不思議な魅力を持ったおふたりは、
たくさんのスタッフと力を合わせながら結婚式の準備を進めていきます。
フローリストと打ち合わせを重ねて完成した唯一無二の会場コーディネート。
おしゃれで可愛らしいラナンキュラスは新婦様のイメージにぴったりです。
次におふたりがこだわったのは料理。
農園を営まれているおふたりは、愛情込めて育てた自慢の野菜たちを婚礼料理に登場させました。
中でもシェフと入念な打ち合わせと試食を重ねてつくりあげたオリジナルの一皿が、
「カブとビーツのカクテル 紅白に仕立てたカブのギモーヴとビーツのマカロン添え」
今日、この時しか食べられない特別な一皿にゲストの皆様も大注目!
さらに!おふたりのこだわりはウェデングケーキにも。
おふたりが育てたにんじんを使ったロング!ロールケーキは、
おふたりが気に入ったチョコレート菓子からヒントを得たガトー・オ・キャロット風。
今日まで打ち合わせをしてきた、シェフとパティシエがおふたりの元まで運び、
世界に一つだけのウェデングケーキに、ご両家ご両親といっしょに夫婦三組で入刀!
ご紹介し始めたら終わりが見えないくらい、
おふたりのこだわりとゲスト様へのおもてなしで溢れたご披露宴は、あっという間の時間でした。
今日まで本当にいろいろなことがあったけど、おふたりの一番近くで、
念願の結婚式を見届けられたこと、楽しそうなおふたりの笑顔が見れたこと。
1年前の決断の日を思い出し、胸がいっぱいになりました。
打ち合わせの終盤、新婦様が、
「招待できなかった友人もいるけど、
私たちにとっては出雲記念館のスタッフさんみんながゲストみたいな気持ち」
と言ってくださったことが、本当に嬉しく、印象に残っています。
おふたりが大切に育てた野菜たちは、これからも出雲記念館のお料理に登場する予定です。
こんな素敵なご縁が生まれたことにも、おふたりに出会えたことにも、
感謝の気持ちでいっぱいです。
だいすきなおふたりへ。これからもおふたりらしく、末永くお幸せに♡