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結びの神に誓う
万事の幸せ
今月は島根の出雲大社の神在月(かみありづき)のお祭りをご紹介しています。
前回の記事→神社コラム・019◆神在月のお祭り・1
■神迎神事(かみむかえしんじ)、神迎祭(かみむかえさい)
旧暦の10月10日の夜、
出雲大社の西にある稲佐の浜(いなさのはま)において、
神様をお迎えする「神迎神事(かみむかえしんじ)」が行われ、
大国主大神のお使いである龍蛇神(りゅうじゃしん)の先導のもと、
「神迎えの道」と呼ばれる町内の細い道を通り、出雲大社へと進まれます。
出雲大社に到着されると、出雲大社神楽殿にて、神々をお迎えする
「神迎祭(かみむかえさい)」と呼ばれるお祭りが行われます。
お祭りが終わると神々は神楽殿を出られて、神在祭期間中の宿舎である
東西の十九社(じゅうくしゃ)にお泊まりになります。
それより一週間、大神さまのもとで会議をされ、
旧暦10月17日に出雲大社をお発ちになられます。
その一週間は「神在祭」の期間として、多くの方が参拝に詰めかけます。
「神在祭」期間中、地元の人々は「お忌(い)みさん」といって、
会議のさまたげにならないように、楽器を演奏したり歌ったりしない、
またテレビやラジオを控える、など、静かに一週間を送ります。
◆神社コラム◆
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