about izumotaisya fukui branch temple
結びの神に誓う
万事の幸せ
巫女草子(みこぞうし)へようこそのお参りです。
境内の清掃をしていると、山葡萄のような実が生っているのを見つけました。
可愛らしくて美味しそうな見た目ですが、柊(ひいらぎ)の実だそうです。
「ヒイラギ」というと、冬の時期によく見られる赤い実を想像してしまいますよね。
赤い実の柊は、「セイヨウヒイラギ」といって別の種類にあたるそうです。
日本では古来より、邪気を寄せ付けない魔除けの植物として
柊の木が植えられてきたといわれています。
そのため、東北(鬼門)と南西(裏鬼門)の方角に
柊を植えている神社さんもあるようです。
当院においても、同じ方角に植えられていました。
因みに、「難を転じる」というところから、
鬼門と裏鬼門に「南天(なんてん)」を植えているところもあるそうです。
何気なく植えられている植物に、意味があることを知ると面白いですね。