about izumotaisya fukui branch temple
結びの神に誓う
万事の幸せ
当やしろは島根県出雲大社の北陸唯一の分院です。昭和二十九年十月十二日に島根県出雲大社から大国主大神様の御分霊を戴き、設立されました。昭和四十四年に現在の処「社(やしろ)」に鎮座し、昭和六十三年に神殿、結婚式場を新たに造営。平成元年には福井分院に昇格となり、北陸唯一の「出雲大社」の分院として現在に至ります。出雲大社は「天下無双の大廈(たいか)、国中第一の霊神」と平安時代よりすでに、その御神徳が称えられています。今でも「神宮」といえば伊勢神宮、「大社」といえば出雲大社というほどの広い信仰があり、出雲の教会・講社は全国に約四百社あるといわれています。
「大国様」の愛称で親しまれている大国主大神は国土を開拓され、国を造られた偉大な神様です。また、「因幡の白兎」の神話にもみられるように、兎を助けられたとても心が優しい神様です。平安時代末期以降には福の神、縁結びの神として全国の数多くの社に祀られてきました。 すべてのものが幸せであるようにと守って下さる「福の神様」、お互いの力が伸びていく為のつながり「縁」を結ぶ「縁結びの神様」である大国様は今でも変わらぬ信仰を集めております。