2015.10.31(土)
神社コラム
神社コラム・019◆神在月のお祭り・1
旧暦の10月を日本では「神無月(かんなづき)」と呼びますが、
この言葉が出雲大社の伝説から来ていることはご存知でしょうか。
出雲大社は縁結びの神様としてよく知られていますが、
毎年旧暦の10月(現在の11月~12月上旬頃)になると、
全国の神々が出雲大社に集まられ、いろいろな物事、
とくに人々の縁結びに関することを会議される、
との言い伝えがあります。
そのため旧暦の10月は、土地の神様が出雲へ行ってしまうので、
神様のいない月・「神無月」と呼ばれています。
![](https://i0.wp.com/www.izumotaisya.jp/taisya/wp/wp-content/uploads/2015/10/attachment019-500x375-1-500x375.jpg?resize=500%2C375&ssl=1)
ところが、逆に出雲では、全国の神様やって来られるので、
旧暦10月を、神様のいる月・「神在月(かみありづき)」と
呼んでいます。
神在月にはその伝承のとおり、さまざまなお祭りが執り行われます。
11月の神社コラムは神在月にちなみ、
島根の出雲大社で神在月に行われる神事やお祭りについて
ご紹介していこうと思います。