2018.04.28(土)
神社コラム
神社コラム・103◆注連縄を身に着けるちからびと
“結びの神に誓う万事の幸せ”
縁結びの神様、福の神様、
大国(ダイコク)様をお祀りする
出雲大社福井分院のコラムへようこそ。
注連縄や榊に付ける紙垂(しで)について
お話しております。
神社コラム・101◆神さまの宿る紙垂(しで)
神社コラム・102◆紙垂(しで)の形はなんの形?
さて、注連縄を身に着ける仕事があることは
ご存知ですか?
なんの仕事だとおもいますか?
(写真は島根県出雲大社神楽殿の大注連縄)
答えは、力士。
お相撲さんですね。
(奈良県相撲神社の力士像)
相撲の横綱は土俵入りの際、紙垂のついた
注連縄を化粧まわしの上に付けます。
テレビなどでご覧になった方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
神事である相撲において、
横綱は力士の代表であると同時に
神の依り代であるとされてきました。