2023.01.29(日)
巫女草子
巫女草子
巫女草子へようこそのお参りです。
皆さまはいかがお過ごしですか?
皆さまは、出雲大社福井分院で護摩焚きが行われているのをご存じでしたでしょうか。
1、そもそも護摩焚きとはなんなのでしょうか。
2、なんのために護摩焚きをするのでしょうか。
3、なぜ、神社であるのに護摩焚きをするのでしょうか。
この3つを少しづつお話していきたいと思います。
護摩焚き(ごまたき)は、
古来中国からやってきたもので
護摩は物を焼くという意味があるそうです。
炉の中に護摩木を積み上げて焚き、
その火によって人の煩悩を焼き尽くし
清らかな心になることで、
出雲大社福井分院ではお不動さんに
除災招福や開運厄除の成就をお願いします。
これを節分(旧正月)に行い、
より多くの参拝の皆様に心身平和に清らかに一年をすごしていただいております。
また、神社なのになぜお不動さんなのか、なぜ護摩焚きをするのかに関しては
この出雲大社福井分院が鎮座する前から先代の宮司がお不動さんをお祀りしておりました。
その古くから伝えられているものを今も絶やすことなく受け継いでおります。
参道横に護摩堂が設置され、その中で般若心経を唱えながら護摩木を焚きます。
参拝の方でも護摩堂の中に入りお参りすることができます。
ご自身、身の回りの方々の無病息災をお祈りください。