2017.03.29(水)
神社コラム
神社コラム・076◆稲荷信仰の中心・伏見稲荷
きつねのお稲荷さまについてお話させていただいております。
神社コラム・072◆きつねの神さま、お稲荷さま
神社コラム・073◆お稲荷さまは万能ですね!
神社コラム・074◆お稲荷さまときつねの関係
神社コラム・075◆出雲大社のお稲荷さま
全国に約32,000社といわれる稲荷神社の総本社にあたるのが京都の伏見稲荷大社です。
もともとは古代の山城国(やましろのくに=現在の京都)に
土着していた渡来系豪族・秦氏(はたし)が信仰していた
稲作・農耕の神さまをお祀りしたのが伏見稲荷大社の
起源と言われています。
農耕の神さまとして始まった信仰に、
商工業の発展にともなって商売繁昌、殖産興業などの
信仰が加わり、とくに江戸時代以降は庶民の
衣食住にまつわるあらゆる事柄に対して
御利益を発揮する神さまとなっていきました。
伏見稲荷大社といえば有名な千本鳥居をはじめ、
境内に多くの朱塗りの鳥居が目に付きますね。
実際の数は20,000基を数えると言われ、
江戸時代以降に稲荷神に願い事を叶えてもらった人たちが
奉納したものです。
関西で一番初詣の参拝客が集うという伏見稲荷大社には、
平日でも外国人観光客も含めた多くの参拝客が足を運びます。
まさに日本を代表する神社と言えるのではないでしょうか。